大阪工業大学 工学部では、構造解析に用いられるFEM（有限要素法）解析ソフト「MIDAS（マイダス）」を活用した解析業務および関連ツール開発を推進するため、高性能ワークステーションを導入しました。導入されたシステムは、インテル® Xeon® W5-2445 プロセッサ、128GB（16GB×8）DDR5-4800 メモリ、NVIDIA RTX A2000 グラフィックスを搭載しています。 同大学では、土木・建築構造物や機械部品などを対象とした数値解析を通じて、設計の信頼性評価や耐震・応力解析を行っています。MIDASはこれらの研究・教育において中核を担う解析ツールであり、高い精度と大規模メッシュ処理を求められることから、計算処理能力と安定性に優れた計算環境が不可欠となっていました。 今回導入されたワークステーションは、第4世代Xeon Wプロセッサの多コア性能と、大容量128GBの高速DDR5メモリにより、解析規模が大きいモデルや複雑な計算条件にもスムーズに対応可能です。また、NVIDIA RTX A2000は、高度な可視化や3Dモデリングにも適しておりレポート作成に適しております。