AutodeskCFD解析用のワークステーションに求められる条件としては、①高クロックの物理コアCPU　②ファイルスワップを起こさないため、最低32GBのメモリと高速R＆Wストレージ ③重いモデル操作や可視化を想定したGPUなどが必要です。一方で、チームとして限られたご予算の中で、マシンを調達するための仕様の調整も求められました。Autodeskとしての最低限の仕様では心もとないため、Autodeskケーションエンジニアが実際に使用しているコンピュータの仕様情報をもとに、Corei7-14700、DDR4-3200-16GB*2、NVMe-SSD-1TB + データストレージ2TBをベースとしました。GPUには、NVIDIARTX4000-16GBを採用、負荷の高いワークフローの実現と、PCI-E-Gen4対応により大量データのタスクに対してCPUからの高速データ転送を実現しました。コンパクトでも長時間の動作を支えることができるよう、内部空間の広いケースと、ヒートシンクの厚みがあるサイドフローのCPUクーラーを採用しました。