コンピュータビジョンやコンピュータグラフィックスを扱うワークステーションには、高い並列処理能力とグラフィックス性能が求められます。物体検出、画像分類、セグメンテーション、姿勢推定の実行をふまえ、Linuxマシンが多い中、他のシステム兼ね合いでWindows下での環境構築が求められました。GPUとしてRTX4080Super-16GB-GDDR6Xが指名されました。CPUには、3Dモデリング、レンダリング向けにGPUとのバランスを考慮しXeonW3-2435、複雑なシーンに対応できるようDDR5-4800-64GBメモリ、高速R&Wを実現できるMVMe-SSD-1TBを採用しました。放熱と静音性、拡張性に優れたCERVOオリジナルケースに、1200Wの電源と、グラフィックボード専用の90cm静音ファンを備え、GeForceRTX4080Superをストレスない動作を補わせるように構成しました。入札用件でしたが、他の機種では対抗できない信頼性の高いマシンをお届けすることができました。