
「COMSOL」ソフトウェアの概要
COMSOL Multiphysicsは、スウェーデン・COMSOL ABにより開発された、有限要素法(FEM)ベースの汎用物理シミュレーションソフトウェアで、 流体、構造、電磁場、伝熱、音響、光学、化学など、あらゆる物理現象の組み合わせに柔軟に対応できる マルチフィジックス解析(必要に応じて強連成解析も可能)を得意としている。 伝熱・流体・構造・電磁場・音響・物質輸送・移動メッシュのような基本物理、そして一般偏微分方程式系のためのシミュレーション機能を搭載しています。
非常に高いオープン性も研究者、開発者の皆様に評価で、GUI上でエンドユーザが手軽に機能拡張、 条件設定、オリジナル材料の物性値の設定とライブラリ化、さらには物理モデルや方程式もスクリプトレベルでカスタマイズすることができます。
一般的なソフトウエアではサポートされていない物理現象も、PDE(偏微 分方程式)モードを使用することで物理モデリングが自由自在にでき、 また定義済みの物理現象とも自由に連成してシミュレーションを行うことができます。


「COMSOL」ソフトウェアの特徴
COMSOL Multiphysicsは、それ自身が解析機能を持ち、専門分野モジュールのプラットフォームの役割も兼ねています。 電磁気、構造、振動、流体、伝熱、化学までの幅広い用途に適したあらかじめ定義されたフィジックスインターフェースがマルチフィジックスモデルの作成を容易にします。
付け足しで分野別モジュールが追加されてきた他のCAEソフトウエアとは違い、COMSOL Multiphysics®は最初からマルチフィジックスシミュレーションを考慮して開発されており、 極めて精度の高いモデリングによる「本物の」マルチフィジックスシミュレーションが可能です。
※本製品にはソフトウェアは含まれておりません。