自動改札機発祥の地?
(大阪大学 情報学研究科にお伺いしました)

こんにちは、アプライド大阪営業所です。
本日は大阪大学の情報科学研究科にお伺いしました。

こちらでは、コンピュータ分野だけでなく、医工学・生物学と情報学に跨る領域やネットワーク、マルチメディア、セキュリティ、ビッグデータ等、多岐にわたる分野の研究をされています。

納品を終え、研究科の建物内を歩いていると、このような記念碑を発見!

IEEE・・・?
IEEEと聞くと、職業柄PCとビデオカメラ等を接続する「IEEE1394(FireWireとも)」が思い浮かびますが、どうやらそうではないようです。
※注:IEEEとは「アメリカ電気電子学会」のことで、「IEEE1394」などは、IEEEが定めた各種規格のことです。

その下には日本語訳も添えられていました。

「IEEE Milestone Citation (表彰文) 鉄道乗車券改札システム」

要約すると、大阪大学・オムロン・近畿日本鉄道・阪急電鉄の4者が自動改札機を開発したことを顕彰する記念碑のようです。

IEEEマイルストーンに認定された当時の記事がオムロン株式会社のWebサイトに掲載されているので、こちらもご参照いただければと思います
https://www.omron.com/jp/ja/news/2007/11/c1127.html

私が小学校低学年くらいの時は、阪急をはじめとする関西の私鉄各社は自動改札機がすでに普及していたものの、JRの駅はまだまだ駅員さんが対面で改札業務をされていた記憶が残っております。
それが今ではICカードが使えたり、適当な向きにきっぷを投入しても詰まらずに出てきたりと、実用化から50年が過ぎた今での進化し続けている自動改札機。

その発祥の地の1つが、なんといつもお伺いしている大阪大学だったのです。

帰りに、大阪大学の最寄り駅の1つでもある、阪急北千里駅を通り過ぎました。
50年前、この駅に世界初となる磁気式の自動改札機が設置されたとのことです。

今の私たちが便利に生活できている発明が、意外と身近なところで行われていることを知れた1日でした。