これからのデータバックアップNASに求められているものとは!

こんにちは、アプライド大阪支店です。今回はデータバックアップデバイスとして非常に人気のあるNASについてお話させていただきます。

●今からのNASに求められているのは「スケーラビリティ」
クラウドサーバーはスケーラビリティの面で有利だが可用性を考えるとオンプレミスのサーバーやNASにも一定のスケーラビリティが求められます。
NASが必ず備えるべきスケーラビリティは「ストレージ容量」と「パフォーマンス」の2点となります。

●拡張性が大きなポイントとなります。
NAS運用においてボトルネックとなるのは「ネットワークポート」
アクセスが集中した場合、複数のネットワークポートを備えているとスループット(実効通信速度)を向上しやすい。
アプライドがおすすめしておりますQNAPのNASはネットワークポート(カード)の増設に対応するモデルが多く、CPUやメモリ容量にある程度の余裕があって、かつネットワークポートを増設できるモデルが将来性を踏まえ提案させていただいております。

・上記写真は一番の売れ筋となっている Qnap TS-464。ミドルハイレンジモデルに位置付けられる。実売価格は8万円程度
Serial ATA 3.0(6Gbps)規格の2.5/3.5インチストレージを搭載できるフロントベイを4基備える他、PCI Express 3.0規格のM.2スロット2基備えているストレージベイとM.2スロットをフル活用すれば、最大で6台のストレージを搭載可能

●ファイルサーバー運用では「可用性」「耐障害性」も重要。
Qnap TS-64シリーズでは以下のRAID構成に対応しており冗長性やパフォーマンスを向上させることができます。
RAID 0(ストライピング:2台以上のストレージが必要)
RAID 1(ミラーリング:2台/4台/6台/8台のストレージが必要)
RAID 5(分散書き込み:4台/6台/8台のストレージが必要)
RAID 6(RAID 5の耐障害性を高めたもの:4台/6台/8台のストレージが必要)
RAID 10(RAID 0とRAID 1の組み合わせ:4台/6台/8台のストレージが必要)
RAID 50(RAID 0とRAID 5の組み合わせ:6台/8台のストレージが必要)
RAID 60(RAID 0とRAID 6の組み合わせ:6台/8台のストレージが必要)

T-64シリーズは背面には2.5GBASE-Tポート×2を備える他、USB 3.2 Gen 2 Type-A端子、USB 2.0 Type-A端子×2、HDMI出力端子を備えており、USB 3.2 Gen 2 Type-A端子は本体正面にもある。
ストレージベイのみを使ってRAIDを構成した場合、電源を切ることなく全てのストレージを交換し、より大容量なものにすることも可能。【本体内部のM.2スロットに装着したSSDの増設/換装は電源を切って行う必要があります(ストレージベイに装着するHDD/SSDはホットスワップ可能です)】

RAIDを構成すると、NAS全体の保存容量の向上も簡単になるというメリットがあります。まず、運用中のストレージを1台抜いてより大容量のストレージに交換する。すると自動的にRAIDのリビルドが始まり、新しいストレージにデータがコピーされる。リビルドが完了したら次のストレージをより大容量のもの交換し……と繰り返して全てのストレージの交換を完了した後、容量の拡張を行えば「大容量化したNAS」ができあがります。データ量が多くなっても、NASごと買い換えることなく、より大容量のストレージを購入すれば拡張できることはメリット。
ストレージ自体の容量単価は年々下降する傾向。一方でユーザーにおけるストレージの利用量は少しずつ右肩上がり傾向。これらを勘案し、ストレージの耐用年数(書き込み容量)を考慮して、数年ごとにストレージを交換する算段(予算組みやストレージの確保)のような将来を見越してリスクを無くしていくためのNAS提案をアプライドではさせていただいております。

パソコンを使用する限りデータは増えます。バックアップを継続していくことがデータを失わないための最も大切なポイントです。
自動でバックアップを取るシステムなら手間もかかりません。
アプライドでは手間のかからない自動バックアップができるサーバーやNASをご準備しております。

商品・サービスこちらよりご確認ください。
https://applied-g.jp/lp/nas/index.html#nas-hdd
気になる商品ございましたら担当営業にご連絡ください。ウィズコロナ時代とはなりましたがまだまだ予断を許さない日々がつづきますがデータ管理のように自身の体調管理もしっかりとおこなうことをわすれないようお願いいたします!