こんにちは。SI営業部です。
本日は東京農工大学に伺いました。
小金井キャンパス工学府。東小金井駅より徒歩10分、
豊かな自然にも恵まれながら、工学の基礎分野~国内外の最先端を担う研究開発まで行われています。
6月15日より学生さんの入校制限も解除され、少しずつ学内の活気が増しているように感じました。
東門からけやき通りを抜け、前に撮影した際には葉っぱのない姿でしたが、今では欅にも葉が生い茂り日差しの強さを遮ってくれていました。
5号館、生体信号情報学 田中先生の研究室へお伺いさせて頂きました。
実は前回の記事の際にもお伺いさせて頂きましたが、今回は昨年度末に導入したサーバーPCのHDD容量の増強でご相談をいただき、作業完了品を納品にお伺いしました。
田中先生の生体信号情報学研究室は、電気的に取得した生体信号やデータ(脳波・眼電図・筋電図等)を適切に処理し,そこから意味を抽出するための要素技術および,抽出した情報の解析について研究していらっしゃいます。
世間一般で言われるビッグデータはテキストや画像などの比較的情報収集のしやすいものには非常に強く、機械学習にも大きな影響を与えましたが、研究テーマにも用いられている生体信号という入手量の少ないデータに対しての活用が難しいといわれています。
そういった入手量が少ない、入手困難なデータ=スモールデータに対し、ビッグデータから得られた知見をいかに適用させるかを課題とされ、幅広い切り口から研究を進められています。
ビッグデータの保管、運用にも力を入れていらっしゃるので大容量のデータの保管、冗長性の確保は非常に大事です。
納品が完了し、外へ出たとき以前は桜吹雪を回せていた桜の木が今では青々とした葉を茂らせていました。
コロナウィルスも関係なく、今の自分でできる力を精一杯振り絞ったような強さを感じました。
あとは・・・マガモがなぜか1羽でキャンパス内を闊歩する姿を目撃しました。
なかなか地上を歩くマガモの姿は見れないので、かわいいですね。