理化学研究所 SPring-8 にお伺いしました(その1)

こんにちは、アプライド大阪営業所です。
本日は、兵庫県佐用町にある理化学研究所にお伺いしました。

入口で入構許可証をお借りして、所内にお邪魔します。

こちらには理化学研究所の放射光科学研究センターがあり、
放射光やX線レーザーなどを用いて様々な研究が行われているとのことです。

特筆すべき点は、「SPring-8」や「SACLA」といった、高性能かつ巨大な研究施設があることですね。

こちらは、大型放射光施設「SPring-8」です。
施設の規模が大きすぎて、手持ちのカメラでは全景が収まりません。

高いところからなら分かるかな?と思い、少し高い所から撮影しましたが、
やはり全景が収まらない。。。
ここより高い建物が周りに見当たらないため、全景を撮るには空撮しかないか、、、

と思っていたら、中央管理棟の1階に全景模型があったので、撮影させて頂きました。
模型の左側の大きな環状の建物が「SPring-8」です。
三原栗山という標高341mの山の周囲をぐるっと囲んでいる建物であることが判明。

山を囲んでしまえるほどの巨大建造物となると、写真に収まりきらないのも無理ないですね。

ちなみに、SPring-8について、理化学研究所のWebサイトに解説がありました。

「SPring-8とは、兵庫県の播磨科学公園都市にある世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設です。放射光とは、電子を光とほぼ等しい速度まで加速し、磁石によって進行方向を曲げた時に発生する、細く強力な電磁波のことです。SPring-8では、この放射光を用いてナノテクノロジー、バイオテクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われています。SPring-8の名前はSuper Photon ring-8 GeV(80億電子ボルト)に由来しています。」とのことです。

このほか、理化学研究所や文部科学省のWebサイトにも詳しい解説があるので、興味のある方はご一読いただければと思いますが、一言で言うと世界最高性能の放射光施設ということのようです。

世界最高性能といえば、同じく兵庫県の理化学研究所(神戸事業所)にあるスーパーコンピュータ「富岳」もそうですね。

このような世界に誇る研究施設が県内に2か所もあり、兵庫県民の私としても大変誇らしい限りです。

こちらは研究所の全景。
といっても、かなり広大なため、この右にも左にもまだまだ敷地は続いています。

左奥に見える大きな建造物は「SACLA」です。

こちらについても紹介したいと思いますが、続きはまたの機会にさせて頂きたいと思います。