理化学研究所 SPring-8 にお伺いしました(その2)

こんにちは、アプライド大阪営業所です。
先日お伺いした、兵庫県佐用町にある理化学研究所について、引き続きご紹介します。

※前回の記事はこちら
 http://www.applied.ne.jp/cuni_colum/210520/

前回は、所内にある山を取り囲む「SPring-8」をご紹介しましたが、研究施設は他にもあります。

こちらが所内の全体図。
右側にある環状の建物がSPring-8です。
その左側、一際大きい横長の建物があり、こちらがX線自由電子レーザー施設「SACLA」となります。

こちらも、施設が巨大すぎて全景が収まらないですね・・・
「SACLA」は、「太陽の100億倍の明るさであるSPring-8の光の、更に10億倍という非常に明るい『X線自由電子レーザー』を発生させて、それを使って物質の極めて速い動きや変化の仕組みを原子レベルで解明する世界最高性能の研究施設」とのことです。

太陽の100億倍の更に10億倍・・・
10,000,000,000倍(100億倍)にゼロを9個足せばいいんですかね?
となると、10,000,000,000,000,000,000 ・・・ 1000京倍であってますか?
桁が大きすぎて頭が混乱してきましたね。
国際単位系で言うところの10E(エクサ)ですかね?

このほか、理化学研究所や文部科学省のWebサイトにも詳しい解説があるので、興味のある方はご一読いただければと思いますが、一言で言うと世界最高性能のX線自由電子レーザー施設ということのようです。

ちなみに、隣接してSPring-8があることから、ここではSPring-8による世界最高性能の放射光と、SACLAによる世界最高性能のX線自由電子レーザーという最先端の2つの光が同時に利用できる、世界唯一の施設のようです。

理化学研究所を後にし、播磨科学公園都市の大通りを車で走ります。
広々とした街は上郡町、佐用町、たつの市の3市町に跨っており、理化学研究所や兵庫県立大学をはじめ、多数の企業などが拠点を置いています。

地元兵庫県が誇る研究所の活躍に今後も注目していきたいと思います!