九州工業大学 戸畑キャンパスに納品に伺いました。

こんにちは。SI北九州営業所です。
本日は九州工業大学 戸畑キャンパスに納品に伺いました。

九州工業大学は1909(明治42)年、安川敬一郎と松本健次郎が「私立明治専門学校」という名で4年制の工業専門学校を創立しました。

開校当初の学部は「採鉱学科」「冶金学科」「機械学科」と、八幡製鉄所開業に影響を受けただけあって製鉄にかかわる学部から設立されています。
2年後には「応用化学科」と「電気工学科」が設立され、学問の幅が広がっていきます。

ここ戸畑キャンパスでは現在、ロケットシステムや宇宙ゴミの問題を研究する「宇宙システム工学科」、AIを研究する「機械知能工学科」など先進的な研究施設が軒を連ねています。炭鉱にかかわる研究から始まった学校なので、歴史的に見ると学問のスケールが巨大化して驚きですね。

このように学問の幅が大きくなったのは学校創立時の構想がしっかり守られているからでしょう。
創立構想は大隈重信(早稲田大学創始者)の助言もあって、順次文系の学部を増やして文理総合の大学にする予定でした。そのためにあえて学校名に「工業」とつけず「私立明治専門学校」という名前を付けたのです。

1949年に「九州工業大学」となりますが、それでも工学系の総合大学として広い学問の領域で先進的で質の高い研究が日々行われています。