データバックアップの定番ルール

こんにちは、アプライド大阪支店です。
本日はデータバックアップには欠かせない定番ルールをご説明させていただきます。

データのバックアップには「3-2-1ルール」という定番のルールがあります。
「3」「2」「1」の数字には、それぞれ以下の意味があります。

3:データの保存数
マスターデータとは別に、バックアップデータは少なくとも2本保持する

2:データのバックアップ方法数
バックアップデータは少なくとも2種類のメディアで保持する

1:バックアップの保存場所
バックアップデータのうち少なくとも1つは遠隔地で保持する

●バックアップを「ローカル」「リモート」「クラウド」の3カ所に作成
ローカルのバックアップはNASと同じ場所にある別のデータストレージに作成される。作成先は、NASに直結した原則としてUSBストレージ(USB HDD/SSD)を活用する。

リモートのバックアップは、リモート(遠隔地)にある別のNAS。QNAPのNASはデータの増分/差分を追加でバックアップする「RTRR(RealTime Remote Replication)」 に対応しており、遠隔地にQnapのNASを設置すれば効率良く2つ目のバックアップデータを作成できる。Linuxにおけるファイル同期に使われる「Rsync」にも対応しているので、別のメーカーのNASやサーバをバックアップ先とすることも可能。

3つ目の遠隔地バックアップ先はクラウドストレージ。「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3:互換サービスを含む)」「Google Cloud Storage」「Azure Storage」といった大規模企業向けクラウドストレージだけでなく、「OneDrive」「Google Drive」「Dropbox」「SharePoint」など個人/小規模グループ向けのクラウドストレージにも対応している。
高速かつ迅速にデータのバックアップと復元を行える「ローカル」、ビル内あるいは近隣地で有事があってもデータを損なわれるリスクを軽減する「リモート」、そして転ばぬ先の杖として「クラウド」これの3つに対応できるHBS3はバックアップ提案において説得力がある。

アプライドで幅広いNASの有効活用を提案いたします。
アプライドではオンプレミスクラウドの強みを活かしたNASストレージとしての提案しております。

オンプレミスストレージには、高速かつ閉じたネットワークによるパフォーマンスの高さと、セキュリティの堅固さというアドバンテージがある。

・クラウドストレージは、契約した容量分だけ料金を支払えば済むという無駄のなさと、必要に応じてほぼ無制限に容量拡張することができるスケーラビリティという強みがある。
どちらが他方を完全に代替することは不可能なので、それぞれのメリット/デメリットをしっかりと見極めた上で、組み合わせての運用提案をこれからしていかなければいけない。

アプライドが推奨しているQNAPのNASはオンプレミスとクラウドの“いいとこ取り”をしたデータ保存環境を構築しやすい。先生・研究室の「守るべきデータは何で、データを守るために何をすべきなのか」を私たちが明確にした上で、ネットワーク機器をうまく組み合わせつつ最適なデータ保存環境構築提案を行います。

商品・サービスこちらよりご確認ください。
https://applied-g.jp/lp/nas/index.html#nas-hdd
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